行政書士試験合格、独学のメリット・デメリット

行政書士試験は、合格率１割未満の、難関国家資格試験です。

合格率１割未満の試験というのは、
実は暗記だけでは対応できません。

資格の業務内容を正しく理解して、正しい答えを出さないと。

なので、案外、専門学校に通うよりも、
独学の方が良かったりもします。

専門学校に通うと、ついつい受け身で勉強してしまいます。

知識の習得に重点が置かれるので、
ただ覚えるだけってことに、なりがちです。

しかしそれでは、合格率１割未満の難関資格は取れません。


自分をトレーニングし、自分で手がかりをみつけ、
そこから正答を割り出す。そう言う力が必要です。

なので受け身の授業や通信教育より、
独学の方がよかったりするわけです。

もちろん独学と言っても、最短距離の方法を知った上での独学ですが。

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行政書士試験、法律が変わる前に合格せよ

行政書士試験も試験だから、流行というのがあります。

出題される問題は、最近の行政書士の業務の変化に沿いますし、
世間から要請されている業務内容にも影響されています。

しかしそれに加えて法律系の資格の場合、
短期合格しなければ、
さらに面倒な事になります。

と言うのも法律関連の資格というのは、
「新しい判例の出現や法改正に伴う知識の修正」
があるからなんですね。

過去の有名な判例や出題頻度の高い法令を必死に勉強しても
新しい判例が出てきたり、民法などの法改正があれば、
去年までの知識も修正しなければいけません。

これは短期合格した人には、全く関係のないことですが、
行政書士試験に合格せずに、何年も勉強していると、
昨日までは正しかったのに、今回はバツということが
起こるわけです。

こうなるともう、覚えた知識が逆に災いとなります。

選択肢にも必ずと言っていいほど
昔の正解が入ってきますし、
ついついそれを選んでしまい、得点を落としてしまいます。

法律改正に敏感である事は、行政書士としては必要なことですから、
これは致し方ない事です。

でもそれで不合格になるのであれば、困ります。

とにかく短期合格でないと、泥沼にはまりますので、
次の試験で合格しましょう。

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行政書士試験、長引くと長引くほど不利？！

大学受験では「浪人生よりも現役生のほうが強い」といわれます。

最近、東大や京大でも、浪人生の割合がどんどん減っています。

昔は現役生・浪人生がだいたい半々くらいだったのですが、
今は浪人が４割弱になってしまいました。

同じ事は、行政書士試験にも言えるんです。

試験勉強が長引けば長引くほど、合格率は下がっていくんです。

その大きな原因は、実は「暗記に頼るから」なんです。

最初は初めてですから、一つ一つの要点を理解しようとします。

インプットして、そしてアウトプットする。
この繰り返しで覚えていきます。

ところが試験勉強が長引くと、インプットする量が減っていきます。

受験が２年、３年と長引くにつれて、
新しくインプットする知識はどんどん減り、
アウトプットも単なる暗記に頼ることになっていくんです。

これでは思考能力を高めることは、できません。
つまり、新しい問題や初見の問題を解く事ができなくなるんです。

「勉強すればするほど、合格から遠ざかる」

次の試験で合格する事を、強く肝に銘じて下さい。

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